
『やる気スイッチ』はどこにある?
「やる気スイッチ」はどこにある?
9月に入り、2学期はがんばるぞと思っている頃だと思います。
2学期は学習時間を増やそう、テスト前に慌てないように早めにテスト対策していこう など…
しかし、思いあるけど、行動に移すのは難しいですよね?
自分の「やる気スイッチ」はどこにあるのだろう?
我が子の「やる気スイッチ」を押したい!
と思っている人も多いかと思います。
ビリギャルの作者 坪田信貴 さんが『やる気スイッチ』についてお話をされていました。
「やる気スイッチ」はどこにありますか?という質問に対して
「やる気スイッチ」は存在しない、そもそも探そうとしていることが間違い と答えていました。
行動は「やる気」ではなく「動機づけ」で起こるそうです。
「勉強に対してやる気があります。」とは言いますが、
「寝る やる気 があります。」とか「スマホで遊ぶ やる気 を持ちたい。」とは言いません。
「勉強」「寝る」「スマホ」という行動の選択肢があって、
「勉強」以外を選択してしまうのは、「勉強に対してやる気」が無いのではなく、
「勉強」以外の動機付けの方が強いからということです。
普段の生活に当てはめると
明日小テストがあるから「勉強しなくちゃ」と思って帰宅
↓
とりあえずリビングのソファに座る
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目の前にあったリモコンでテレビを点けて見てしまう
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お腹すいたからおやつ
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ポケットに入っているスマホでSNSをチェック
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さあ勉強しようと友達へLINEでテスト範囲の確認…のついでに長時間のLINEのやりとり・・・
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ようやく机の前に座るが夕飯が出来たと呼ばれたので食べる
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食後のYouTube
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あ、 こんな時間 眠くなってきた 朝早起きしてやればいいか
↓
朝起きられず、直前の休み時間にやればいいか
ずっと「小テストの勉強」という『やる気』は存在していましたが、それ以外の動機づけの方が
勉強の動機づけより強かったため勉強が出来ませんでした。
どうすればよいのか。
人の意志はそんなに強くありません。
一つの方法として、めんどくさくして動機付けを弱くすることです。
例えばテレビを見てしまうのをやめるには、
・テレビをリビングのような見やすい場所に置かない
・コンセントを抜く
・リモコンの電池を抜く
などしてめんどくさくすれば、どうしても見たい番組が無いのであれば、テレビをつけません。
また、スマホは便利な道具です。
その気軽さから簡単に我々の時間を奪いがちです。
スタディグレイスには、スマホ預け用ロッカーもありますので程よい距離感を保つことができます。
『やる気スイッチ』を探すのではなく
勉強の「やる気」を無くすものから距離を置く工夫をすることが近道だと思います。
スタディグレイスは、勉強したい気持ちを環境でサポートをいたします。