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ドラゴン桜 ~教育格差~

スタディグレイスの最大のウリは『空気感』

ドラマ『ドラゴン桜』 が6月27日に最終回を迎えました。


https://toyokeizai.net/articles/-/436958
東洋経済オンラインで、ドラマ『ドラゴン桜』について

【ドラゴン桜「受験で一発逆転」侮る人に欠けた視点 大学受験は課金ゲーム?日本の教育格差の本質】というタイトルの記事がありました。

この記事の著者は、西岡 壱誠 さん(現役東大生・ドラゴン桜2編集担当)です。

ドラゴン桜とは、元暴走族の弁護士である桜木建二(阿部寛)が、偏差値が低い子どもたちを東京大学合格に導くストーリーで、人間ドラマだけではなく、さまざまな受験テクニックや勉強法も紹介されています。

以下は記事の抜粋です

日本にはいろんな教育格差があります。

まずは経済格差です。お金を払わないと、いい教育を受けることができないという問題ですね。東大合格者の多くは、開成高校や麻布高校などの、都会の名門私立中高一貫校に通っていたという事例が非常に多いです。

そしてそれらの高校に通うためには、小学4年生から塾に通うことがほぼ必須になっており、そのためには年間100万円以上の教育への投資が必要です。「大学受験が課金ゲーム化している」というのは世帯年収300万円の家庭から東大に合格した現役東大生ライターの布施川天馬さんの言葉ですが、まさにそういう状況が生まれています。

次に地域格差です。都会と地方とでは、圧倒的に情報の差があり、指導力のある先生も不足しています。いい大学に行こうとしても、住んでいる場所だけで合格できる可能性が減ってしまっている可能性があるのです。

これらの問題は今、解決の糸口が見えつつあります。例えばドラゴン桜を読んで「自分も東大に行きたい!」と思ったとして、今やスマホを使えばいろんな情報にアクセスすることができます。

月額約2000円を払えば授業が受け放題になるスタディサプリや教育系のYouTuber(ユーチューバー)の登場、オンラインコーチングサービスで自分の受ける大学に合格したコーチが自分に勉強を教えてくれるサービスもあります。昔よりも格段に、「経済格差」も「地域格差」も解消しうる状況が生まれつつあるのです。

それでも名門校出身者に偏る原因は「意欲の格差」
しかし、それでも名門大学の合格者の割合に変化は見られません。行きやすい状況になっているにもかかわらず、実際に行く人の数は変化していないのです。

なぜか? それは、第3の教育格差として、「意欲の格差」というものが存在しているからです。

努力して、今ある環境を脱して、全然違うところに行きたい。今は偏差値が低いけど偏差値の高い大学に行きたい。そういう意欲というのが、地方と都会と、または学校の偏差値で変わってしまっていると思います。

「東大を目指そう!」というような意欲的な生徒は、それまで先輩で東大生に合格した人がいない、または少ない学校では、なかなか生まれにくいです。これは勉強面における「東大」に限ったことだけではなく、部活や課外活動も含め、周囲に模範になる先輩や同級生が少ないと、何かに意欲的に取り組むことが「かっこ悪い」という雰囲気が生まれてしまいます。

例えば僕の母校は東大合格者が出たことがない高校でした。そこから東大を目指すにあたって、「なんで東大なんか目指すの? 俺らなんかバカなんだから、東大合格なんて無理に決まってるじゃん」と言われたことは一度や二度ではありません。それこそ、ドラマの中の龍海学園で東大専科のメンバーがバカにされたように、環境によって、意欲がある生徒がその意欲を減退させられてしまうのです。一方で、名門高校から東大に入学した友人たちに「母校のどういう点が良かった?」と聞くと、「周りの友達が良かった」と答える場合が多いです。「尊敬できる友達がいて、切磋琢磨できたから、東大に合格できた」と言います。名門校は、上質な教育だけではなく意欲的な生徒が周囲にいることこそが名門校を名門校たらしめているのです。

このような意欲の差異が、教育格差を助長しているものの正体なのではないでしょうか。そしてだからこそ、「ドラゴン桜」という作品は、教育格差を解消しうるパワーを持っているのではないかと思い、僕はお手伝いさせていただきました。

16年前、「ドラゴン桜」が最初にドラマになったとき、多くの生徒が触発されて東大を目指すようになりました。そして名門校以外の高校出身の生徒や、偏差値が低かった生徒が本当に一発逆転で東大に合格しました。意欲の格差を飛び越え、違う場所に挑戦する生徒が増えたのです。

https://toyokeizai.net/articles/-/436958?page=4


私がこの自習室を始めた目的の一つに「経済格差による教育格差」を無くしたいというものがあります。

 
インターネットには、学習方法から志望校別お薦め参考書まで情報があり、本文にもありましたが動画教材も手軽に視聴できるようになってきています。

 
「大学受験が課金ゲーム化している」とありましたが、私は無課金で挑戦する価値もあると思います。

 
それを通して身につく力は、

情報を鵜吞みにせず、取捨選択ができるようになる力。

めんどくさいことに取り組める力。

自分にとって必要なものは何かを考え、納得感を持って学習できる力。

などがつくのではないでしょうか?

 

無課金で挑戦するために大切なのは何か?

「意欲」「時間」「環境」が鍵になってくると思います。

先日、見学に来られた保護者様が教室を参観された後

「私が教室に入っても、どの生徒も顔を上げない。どの生徒さんも本当に集中していることが分かります」

とおっしゃいました。

 

スタディグレイスの最大のウリは「空気感」です。
スタディグレイスには、学校・学年の異なる、学習に対する意識の高い生徒が集まっています。

ここに来ることで「意欲の格差」も埋められるのではないかと考えています。

 
高校3年生にとっては、毎日顔を合わせるライバルのような仲間の存在により、学習時間は自然と増えていっています。
中学3年生にとっては、自分の志望している高校の先輩が隣の机で勉強をしており、高校1、2年生にとっては、高校3年生の受験勉強へ向けて取り組んでいる後ろ姿を常に見られることが、自分の近い将来を描く手助けになっています。

その「空気感を出すしかけ」にスタディグレイスはこだわっています。

 
個室感を生み出す机配置、身体に優しい高機能チェアや電気スタンド、動画教材を見るためのWi-FiやUSB電源、オンとオフを切り替えるための休憩室やドリンクサーバー、仮眠スペース、自分の学習へのスイッチを入れるスマホ預け用ロッカー、そして何より勉強に対して意識の高い会員なかまたち…

 

学校、家庭では作り出せない「空気感」を見学、体験しに来てください。

 

 

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