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文武両道?!学習と部活動の両立はできる?

文武両道、学習と部活動の両立 とても聞こえの良い言葉です。
いろいろな学校、塾の広告で使われています。
なぜ使われるかというと、実践しにくいが、自分はそうでありたい・自分の子供にはそうなって欲しいという願いが大きいからです。

中学生よりも高校生での両立の方が学習も部活動もライバルが全国になるため更に難しくなります。

また、どうなったら文武両道達成なのかは、なかなか定義が難しいのですが、部活動で全国大会出場して、難関大学に一般入試合格となれば、達成できたと誰もが納得です。
しかしながら、それを成し遂げられる高校生は、ごく少数ではないでしょうか。

人は欲張りです。(欲がないと成長はありません)いろいろな力をつけ経験を積みたい。そして結果も欲しい。子供も親もそう願っていると思います。

もちろん結果も重要ですが、結果以上に日々の学校生活に取り組む姿勢を重視し、文武両道を成し遂げてきたかを判断をしている気がします。

では、どのような学校生活を過ごすことができたら満足なのでしょうか?
最終的に本人たちが判断することなのですが、学習も部活動も手を抜かないでやり切り、成長を感じられたかどうかだと思います。

なぜ手を抜かずやり切ること、両立することが難しいのかというと、限られた時間でやりたいことが多いからです。


中高生にとって勉強、部活動、睡眠、くつろぎ(遊び)どれも大切なことです。

多くの人は時間管理が未熟なこと、疲れや誘惑のため、無駄な時間を過ごしがちです。
そのため無駄な時間を減らすことが重要なことになります。

時間管理とともに大切なのは目標・計画を立てることと習慣づけ(ルーティン)です。

意思が弱い人(自分もそうです)は、ある程度の強制力が働く環境が必要です。
分かりやすいのが、学校です。

毎日学校で6時間くらい授業を受けることは習慣づけされています。
しかし休日に学校と同じ時間割で6時間学習できる人は、少ないのではないでしょうか?

学校で授業を受け、部活動をし、帰宅する。疲れと帰宅による安堵感により、緊張の糸が切れます。
休息を取り、リフレッシュします。

しかしそこから再び学習のスイッチを入れることは相当な強い意思が必要です。
勉強を開始しても、そのうち睡魔にも襲われ、うたたね半分の効率の悪い学習になり、結局早く寝て早起きしてやればよかったと後悔します。(体験談です)


次に 自分は帰宅後は疲れて勉強ができない だから早寝して早起きしてやろうと思い立ちます。


しかし、成長期のいくらでも寝られる中高校生にとって、早起きしての学習は更に難易度が高いと思います。
結局のところ宿題もままならず、一夜漬けの小テスト勉強を行い、追試を回避するためだけの学習に専念することになります。(すべて体験談です)

このままではだめだと思い、通塾を考えます。
宿題もままならないのに追加の授業を受けて伸びるはずがありません。しかも週2回か3回数時間通って学力が身につくほど甘くはありません。


部活動をやりながら、塾にも通って両立出来ている気がするという満足感と安心感は得られるかもしれません。
もちろん行かないよりはいいかと思いますが。

とにかく勉強と部活動の両立をしたい、でも家だと出来ないのであれば、学校帰りに学習を済ませてしまうことをお勧めします。
それは塾でも自習室でも構いません。出来ればなるべく早いうち(高校1年生)から習慣づけたほうがよいと思います。
それはなぜか、急に学習時間を延ばすことはできないからです。部活動を引退してからやろうと思っていても、学習する体力がついてなければ無理です。
低学年の時から学習する体力づくりを行うことで、部活動引退後、受験勉強にスムーズにシフトできるようになります。

文武両道、学習と部活動の両立を目指すのであれば、覚悟を持って臨みましょう。
困難であるからこそ、達成して得られるものは大きな財産になると思います。

スタディグレイスでは、通い続けるうちに自然と勉強する体に変わっていく自習室を目指しています。

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