世界史ルート
大学受験の勉強ルートを体系化。
迷わず、最短で、合格へ。

世界史は暗記科目と見られがちですが、重要なのは「流れ」と「因果関係」を理解すること。
スタディグレイスでは、初学者でも無理なく世界史を得点源に変えるための学習ルートをご紹介します。
STEP1:全体の流れを把握する
■ ざっくりとした時代の流れを知る
- 最初は細かく覚えようとせず、「いつ・どこで・何があったか」をざっくり理解
- おすすめ参考書:
- 『ナビゲーター世界史(1〜4)』
- 『世界史B講義の実況中継』
■ 古代〜現代の枠組みをおさえる
- 古代オリエント → ギリシア・ローマ → 中世ヨーロッパ → 近代国民国家 → 現代世界
- 中国・インド・イスラーム圏の変遷も同時に確認
STEP2:地域・時代ごとに整理する
■ 縦の流れ(地域史)を理解
- 中国史/西ヨーロッパ史/イスラーム世界など、地域ごとに一貫した視点でまとめる
■ 横の比較(同時代の他地域)にも慣れる
- 「18世紀のヨーロッパと中国」「十字軍の時代のイスラームとヨーロッパ」など
- 同時期の動きを比較する視点が記述問題対策にも有効
■ おすすめ整理教材
- 『時代と流れで覚える!世界史B用語』(東進)
- 『タテとヨコでつかむ世界史』(山川)
STEP3:一問一答&演習で知識を定着
■ 一問一答で知識を補強
- 『世界史一問一答(東進)』やアプリを活用して反復練習
- 「年号」や「文化史」は後回しにせず、こまめに覚える
■ 演習で記述に慣れる
- 『実力をつける世界史100題』『世界史B標準問題精講』などを使って記述対策
- 「なぜそうなったのか」「結果として何が起きたか」を意識する
STEP4:共通テスト/論述対策
■ 共通テストは読み取り+スピード重視
- 図・資料・年表・グラフを素早く読み解く力を鍛える
- 『共通テスト過去問/実戦問題集』で形式に慣れる
■ 難関大の論述問題対策
- 『実力をつける論述トレーニング』『Z会の論述トレーニング世界史』
- 因果関係や背景を説明できるように意識して書く
- 添削・フィードバックが得られる環境があると理想的
STEP5:過去問演習
■ 志望校の出題傾向を分析
- 「用語重視」か「記述重視」か、「時代の偏り」があるかを確認
- 出題頻度の高いテーマ(冷戦・フランス革命・中国近代史など)を優先して復習
■ 過去問は「解きっぱなし」にしない
- 5~10年分を目標に、演習+復習+弱点補強
- 知識の整理ノートを自分でつくると記述にも強くなる
まとめ
世界史は「理解+整理+反復」で確実に得点源にできます。
スタディグレイスでは、学習相談も可能です。
「苦手」から「武器」へ、一緒に世界史を攻略しましょう。