模試活用法
大学受験の勉強ルートを体系化。
迷わず、最短で、合格へ。

模試は単なる「実力チェック」ではありません。
正しく活用することで、学力アップ・弱点克服・志望校合格に直結する重要なツールになります。
ここでは、模試を最大限に活かす方法を段階別に解説します。
STEP1:模試を「本番」として受ける
■ 本番のつもりで真剣に受ける
- 時間配分やマークミスに注意して、本番同様の緊張感で臨む
- 前日は軽めの復習、当日は「見直し時間」の配分を意識
- 特に共通テスト模試は時間との戦い。練習に最適
■ 自分の弱点をあぶり出すチャンス
- 模試でのミス=成長のヒント
- 「何が分かっていなかったか」に注目する
STEP2:自己採点と分析をすぐ行う
■ 模試の当日~翌日中に自己採点
- 記憶が鮮明なうちに、なぜ解けたか/なぜ間違えたかを確認
- 自己採点表を保存して、模試ごとの推移を見える化
■ 間違いの原因を分類する
- ✔ 知識不足(知らなかった)
- ✔ ケアレスミス(時間切れ・計算ミス)
- ✔ 思考不足(読解・分析ミス)
- → 各パターンごとに復習の方法を変えることが重要
STEP3:結果返却後にデータを読み込む
■ 偏差値・順位・志望校判定の見方
- 偏差値はあくまで「相対評価」
- 大切なのは「前回比」での伸びや傾向
- 判定に一喜一憂せず、「現状を知る」道具として使う
■ 出題分野と正答率データを活用
- 苦手分野や正答率の低い設問を重点的に復習
- 出題傾向の分析 → 次回以降の対策へ
STEP4:模試後の「復習」が本番
■ 解き直しはすぐに行う
- 必ず「もう一度、時間無制限で全問解き直す」
- 「わかったつもり」のまま放置しない
■ 模試専用ノートを作ると効果的
- 間違えた問題を貼る・まとめる・再解説する
- 「模試ノート」は自分専用の最高の復習教材になる
STEP5:模試を学習計画に生かす
■ 次の模試までに「やることリスト」を作る
- 模試の結果から「今、自分がやるべきこと」を明確化
- 例:英語長文が苦手 → 毎週1回は演習&音読を計画に入れる
■ 数ヶ月ごとに成績推移をチェック
- 模試ごとに記録(偏差値・ミス傾向など)を残す
- 合格までの距離と変化が見えると、モチベーションも維持しやすい
模試の種類と活用の違い
- 共通テスト模試:時間配分・読解力・資料処理の練習に最適
- 記述模試(記述型/難関大模試など):論理力・記述力・記憶の深さを試す
- テーマ別模試:特定科目・単元の定着チェックに活用
目的に応じて模試を選び、使い方を変えることが大切です。
まとめ|模試を「分析と改善」のチャンスに
模試は「受けること」より「復習と改善」に価値があります。
スタディグレイスでは、模試の結果をもとにした個別の学習アドバイスや、弱点強化のサポートも行っています。
結果を「数字」で終わらせず、「次の行動」につなげていきましょう。