国語力向上
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迷わず、最短で、合格へ。

「国語が苦手」「文章を読むのが遅い」「記述が書けない」
そんな悩みを持つ受験生は少なくありません。
でも国語力は、“読解の技術”と“語彙力”を正しく身につけることで、誰でも着実に伸ばせる力です。
ここでは、共通テストや私大・国公立対策に向けて、国語力を高めるための勉強法を、分野ごとにご紹介します。
STEP1:読む力の土台をつくる
■ 「読むのが遅い」の原因は?
- ✔ 語彙力が不足していて意味をつかめない
- ✔ 接続語(しかし・つまり など)に注目していない
- ✔ 全体構造を意識せず、ただ漫然と読んでいる
■ トレーニング方法
- 音読・黙読の両方を組み合わせる
- 段落ごとに「要点を一言でまとめる練習」
- 評論文では、指示語・接続語・対比構造に注目
STEP2:現代文の読解力を伸ばす
■ 読解には「型」がある
現代文はセンスではなく、「論理」に沿って読み、設問に答える科目です。
■ 効果的な学習法
- 設問のタイプ別対策:内容一致・理由説明・空欄補充などの解き方を学ぶ
- 読解のプロセスを可視化:本文→根拠探し→選択肢の絞り込み
- 精読+要約トレーニング:短い文章を200〜300字にまとめてみる
■ おすすめ参考書
- 『現代文読解力の開発講座』(Z会)
- 『入試現代文へのアクセス』シリーズ
STEP3:古文・漢文を得点源に変える
■ 古文の基本は「文法+単語+敬語」
- 助動詞・助詞・敬語がわかれば、意味の8割が読める
- 毎日10語ずつ古文単語を積み上げていく
■ 漢文の基本は「句法+返り点+重要語」
- 使役・否定・疑問などの基本句形を押さえる
- 書き下し文を自分で作る練習が有効
■ 音読がおすすめ!
- リズムで覚えられ、意味もスッと入る
- 現代語訳と合わせて繰り返すと記憶に残りやすい
STEP4:語彙力・表現力を高める
■ 国語力の“根っこ”は語彙力
- 評論文でよく出る「抽象語」「論理語」は覚えておくと有利
- わからない語はそのままにせず、辞書アプリや語彙ノートで確認
■ 表現力アップには「アウトプット」
- 要約トレーニング:本文を100〜200字でまとめる
- 記述式問題の添削:構成・接続語・根拠の正確さを意識
語彙と表現の練習を重ねると、英語・小論文の力にもつながります。
STEP5:復習と習慣化が成功のカギ
- 模試や演習で間違えた問題を「読み直し」
- 復習ノートに「根拠」と「選択肢の理由」を記録
- 朝10分の音読や要約など、“毎日やる”ことを決める
国語は、少しずつの積み重ねが確実に点数に反映される教科です。
まとめ|国語力は「技術」で伸ばせる
国語が苦手な人こそ、「読解の型」を学ぶことで確実に成績を上げることができます。
また、スタディグレイスでは、AI教材アタマプラスを使って学習することもできます。
今日からできる「音読」「要約」「語彙チェック」など、自分に合った方法で国語力を高めていきましょう。