英単語のコツ

大学受験の勉強ルートを体系化。
迷わず、最短で、合格へ。

英語力の土台となるのが「単語力」。
しかし、ただの“丸暗記”ではすぐに忘れてしまいます。
ここでは、受験生にとって最も効率的な「英単語の覚え方・使い方のコツ」を5つのポイントに分けて紹介します。


コツ①:1日で完璧を目指さない

一度に完璧を目指すと、逆に記憶に残りません。
英単語は「繰り返すこと」で記憶が定着します。

  • 1日に50語覚えようとしたら、翌日にはその50語をもう一度復習
  • 3日・7日・14日ごとに復習(エビングハウスの忘却曲線を意識)
  • 反復前提のスケジュールを組むことが重要

コツ②:覚えるときは「発音・イメージ・例文」で

英単語は「視覚」「聴覚」「意味のつながり」を同時に使うことで記憶に残りやすくなります。

  • 音読しながら覚える → 発音・リズムで記憶に定着
  • できるだけ例文や語源、イメージと一緒に覚える
  • 例:construct(建設する) → con(共に)+struct(積み上げる)

コツ③:英単語帳は1冊を繰り返す

何冊も手を出すより、1冊をボロボロになるまで使う方が圧倒的に効果的です。

  • 『ターゲット』『システム英単語』『LEAP』『速読英単語』など自分に合った1冊を決める
  • チェックボックスを活用して、覚えた・覚えてないを可視化
  • 「完璧じゃないけど一周した」状態をまず作ることが大切

コツ④:インプットだけで終わらない

「見て覚える」→「書いて使う」→「テストする」の流れを意識しましょう。

  • アプリや単語帳でインプットしたら、書く・話す・問題でアウトプット
  • 英作文・長文読解で単語を見つけたらチェックして再確認
  • 「使う場面」とリンクすると忘れにくくなります

コツ⑤:アプリやツールも活用する

スキマ時間や通学中にも、スマホで効率よく暗記ができます。

  • おすすめアプリ:
    • mikan(高速フラッシュ型暗記)
    • iKnow!(語彙の意味理解に強い)
    • Studyplusと連携して勉強時間を記録
  • 音声を聴きながら覚えるとリスニング対策にも◎

Q:受験生は1日何語覚えればいい?

目安は 1日30〜50語。ただし大切なのは「覚える数」より「繰り返す質」。
以下のようなサイクルを意識しましょう:

  • Day1:50語 → Day2:新たに50語+前日の50語復習
  • 週末:その週に学んだ単語をまとめてテスト

このループで1ヶ月600〜1,000語の習得も可能です。


まとめ|単語は「繰り返しと工夫」で記憶に残る

英単語暗記に魔法の方法はありませんが、正しい努力をすれば確実に成果が出ます。
スタディグレイスでは、あなたに合った単語帳選びや暗記法のアドバイスも行っています。
英語の成績を伸ばす第一歩として、まずは「単語力」から固めていきましょう。

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